こんにちわ。えーよんです。
さて、このページに来てくださったということは、テレビやモニターにスピーカーを繋いでも音声がでない、あるいは接続できないとなかなか珍しいお悩みを持つ方だと思います。
HDMIセパレーター(分離機)を使えば簡単にHDMIから音声信号だけ分離してお気に入りのスピーカーにつなげることができます。言ってる意味、よくわかんないなぁ~って方は順に読み進めていただけると理解できるかと思いますのでお付き合いください。
今回、HDMIから音声データだけを分離させるために使用した機器はコレ!!接続の仕方もとても簡単でした。取り付け方だけ早くっ!!って方はここをクリック!

えーさん
えっ??そんなのスピーカーの端子をテレビとかのイヤホンジャックに挿せば解決じゃないの??

えーよん
いやいや。それが出来ないことだってあるんだよね…
なんでセパレーターが必要なの?
先ほど記述しましたが、そもそもなぜセパレーターが必要か疑問に思いますよね。ぶっちゃけるとセパレーターの出番は滅多にありません。イヤホンジャックにスピーカーを挿せば本来はOKですから。
ではなぜ必要か?
ブルーレイプレイヤーなどからスピーカー機能を持たない映写機やモニターなどに繋ぐ場合、外部のスピーカーに接続する必要があります。接続方法がHDMIしかない場合、映像は見えるのに音声が出ないという事態に陥いってしまいますからね。
ちょうど、僕が必要になった事例があるのでそれをもとに説明していきます。
がその前に、そもそもHDMIがどんな役目をしているかご存じですか?それを知らないとHDMIから分離という根本の意味が分からなかったと思いまし、この後の説明の意味も分からないと思いますので説明します。
HDMIとは?
簡単に言うと、音声と映像の信号を一本の線にまとめた画期的なケーブルです。
僕より若い方はご存じないかもですが、昔は音声と映像、全て別々の配線になっていました。ゲームをやるときも3つの端子(映像1・音声2)をそれぞれ接続する必要があったわけです。
故に映像機器とスピーカーと別々に繋ぐことは簡単でした。
ところが、HDMIが普及している現在では音声だけを別の機器につなげるにはひと手間必要になったわけですね。
僕がセパレーターを買った理由(PS4スリムと接続)
PS4のFPSゲームにハマってまして、テレビだとサイズ感とか反応速度に影響があると言われたので、ゲーミングモニターを買ったわけです。
こちらのモニターはスピーカー付きです。
でもFPSゲームをするときはヘッドセットをつけてゲームするので、ボイスチャットもゲーム音楽も全てヘッドホンから出力させています。だからぶっちゃけモニターのスピーカーとか使っていませんでした。
ただ、別のゲームをやるときはそういうわけには行きません。
一部のRPGゲームだけやたらBGMがデカいんです。おかげでボイスチャットの声が全く聞こえない。仕方ないからBGMだけモニターのスピーカーから出力して、ヘッドホンからはボイスチャットのみを繋ぐ設定に切り替えました。
音量調節できない問題
この設定の切り替えで解決じゃん!と思っていましたが、モニターのスピーカーから音を出してもやっぱりデカい。マイク越しに友達に伝わるレベルでデカい。

えーさん
えーよんのゲーム音、めっちゃ聞こえるよ??結構迷惑だよ??
というわけでモニターの音量を下げることに。音量が50になってたからグーンと下げて1まで下げたてみました。が!

えーよん
ん~…50と1の違いがほとんど分かりませんが!?
こりゃ~あかん。安くてつまみで音量調節できるスピーカー買おう…
そう。モニターの音量をイジっても大きさの違いがわからない事態に。ここで外部スピーカーを準備することを決意。しかしここでさらなる問題が発生します。
外部出力できないモニターだった…
こんなことが起こるなんて思いもしませんでした。どうやら僕が買ったモニターは、マイクの接続はできるけどスピーカーを接続しても音が出ないモニターだったのです。

このマークがないとスピーカー接続しても音出ないっぽいよ?
そして僕のモニターについていたのが…このマークのみ
気になって取説を調べてみるとしっかりと「オーディオ入力端子」と書いてありました。別のスピーカーに接続できる場合は「出力」になるんですよね。
この事実が発覚したので諦めて、セパレーターを買うことに決めました。
セパレーターの取り付け方
めっちゃ簡単なのですぐ終わります。
①モニターに繋いであるHDMIをセパレーターに繋げます。
②セパレーターからモニターへHDMIを繋げます。
③スピーカーの端子をセパレーターに繋げます。
④電源をプラグをコンセントに挿します。
以上でOKです。
セパレーターを使う以外の方法
セパレーターを使う以外にも方法はあります。今回の僕の条件には合わなかったので実行はしていません。
BluetoothUSBレシーバーをつかってスピーカーにBluetooth機能を持たせる方法
今回のPS4を使用した場合、ボイスチャットとBGMの相互性に不安だったので却下しました。(もともと持っていたら試したかったんですけどね。)スマホの曲をスピーカーから流したりするのには大変便利な機器です。
USB変換アダプタでPS4本体にイヤホンジャックを増設する方法
PS4などのUSBに挿し込むことでイヤホンジャックに変更することができます。僕の場合だとレイアウト的に都合が悪かったのとUSBが使えなくってしまうデメリットが大きかったため却下しました。
まとめ
・映写機やモニターなど使い道は多岐にある。
・モニターからは音も出るのでミュートにする。
・セパレーターを購入の際はHDMIケーブルを忘れずに購入する。(同梱はされていない)
・セパレーター以外にも方法はある
今回は「モニターを買ったものの、別のスピーカーに接続できずに困ってしまった」という例を元にHDMIセパレーターの活用法を説明しました。
根本的に、自分の環境などを深堀して、モニターを選ぶ際にスピーカー関連もしっかりと調べてから購入していればこんな面倒な事態には陥らなかったのは言うまでもありません。現物を見ずに気軽にポチってしまうネット購入の怖いところでもあります。
しかしせっかく買ったモニターですし、買い替えなんて気軽に出来る金額でもないですから何とか活用していきたいというのも事実です。
こういった事態に、知っている知っていないとで結果が大きく変わってきます。大抵のことは何とか一工夫で自分の理想の状態に持って行けるものだと思っています。繰り返しますが問題は、「知っているか知っていないか」
いちいち考えていたら大変ですから、今回の僕の実例を参考にして皆さんの引き出しにしていただけると嬉しいです。
逆に、HDMI端子が足らないよぉ~という方はコチラの記事を参考にしてみてください。

コメント