HDMIってなに?ケーブルの選び方ポイントは3つ!種類の違いを解説します

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なやむエイ

コード選びは正直難しい…
何を買ったら正解なのかわからない…
けっこう適当に買ってるかも。

こんな悩みを解決します。

この記事でわかること

・HDMIへの理解(知識)

・適切なケーブル選び

・HDMI関連の機器を知ることで快適な環境づくり

「HDMI」と言っても種類はたくさんあります。

これでいっか…と価格と直感に頼って買ってしまうと

・高性能なTVとゲーム機なのにケーブルのせいで性能が発揮できない

・長さが足りなくて届かない

・そもそも繋がらない!

なんて失敗をすることもしばしば。

えーよん

長さ問題はいまだに僕はやらかします。

今回はこのような失敗をしないようにHDMIケーブルの種類と選び方のポイントを紹介していきます。

またこの記事の後半ではケーブル以外のHDMI関連機器の紹介をしますので、興味のある人はぜひ確認していってください。

目次

HDMIってとは?どんなものに使われてるの?

HDMIはテレビやモニターとゲーム機などの機器をつなげるケーブルです。

今でこそゲームは当たり前のようにHDMIとなっていますが、昔(プレイステーション3ぐらいまで?)は

「黄・白・赤」の3色端子をそれぞれつないでましたよね。

黄色:映像担当

白色:音声担当(左側)

赤色:音声担当(右側)

これらを一つにまとめたのがHDMIです。

HDMIが使われているもの

他にどんなものに使われているかというと

・各種ゲーム機(PS5やswitch、XBOXなど)

・PC

・ブルーレイプレーヤー

・スピーカー

・AmazonFireTVStickなどのストリーミングデバイス

など、いたるところで使われています。

映像は関係のないスピーカーにもHDMIが…。

白色・赤色の音声端子をまとめたイメージです。

スピーカーをTVなどに接続するときは、HDMI(ARC)という端子に挿します。

HDMIケーブル以外の関連機器

あるHDMIに興味を持ったら関連機器について知っておくのも面白いかも?

もしHDMI関連で大きい買い物(TVやモニター)に失敗したときに役立つ可能性があります。

・HDMI分配器

・HDMIセレクター(切替器)

・HDMIセパレーター(分離器)

関連機器の場所までジャンプ!

HDMIケーブルの種類は「規格」「長さ」「転送速度」の3つで決まる

HDMIケーブルの目的は機器同士を繋げることですよね。

出てくる悩みは種類が多すぎてどれを選べばいいか正直分からないことです。

確かに種類が多いですが、簡単に言うと

・組み合わせ(規格)

・転送速度

・コードの長さ

この3つを抑えておけば大丈夫です。

組み合わせ(規格)の確認

まずは、何と何を繋げたいの確認しましょう。

ゲームとTV?

ビデオカメラとTV?

PCとモニター?

などでいろいろと変わってきます。

HDMIタイプAーHDMIタイプA

HDMIタイプAの組み合わせがごくごく一般的です。

ゲーム機・ブルーレイプレイヤー・スピーカーなどのほとんどの機器にタイプA規格が使われています。

製品を買ったときには同梱されているので見たことがあるはずです。

どちらも同じ形をしていますので見た目でも判断できます。

ミニHDMIーHDMIタイプA

ミニHDMIはビデオカメラなどに使われており、TVにつなげて閲覧するときに使います。

タイプAをそのまま小さくしたような形をしてますね

USBタイプCとは別物です。

マイクロHDMI(タイプD)ーHDMIタイプA

ミニHDMIをさらに小さくしたのがマイクロHDMI

デジカメなどに繋ぐことができます。

USBタイプCーHDMIタイプAとUSBタイプCーUSBタイプC

先ほどのミニHDMIとは別物のUSBタイプCです。

最近のノートPCやスマートフォンのほとんどがUSBタイプCとなっています。

タイプCが接続できるモニターもありますので、その場合は

USBタイプC×USBタイプC

のケーブルが必要です。

映像を映すなどのデータを転送する場合は専用のケーブルがあります。

(急速充電)充電しかできないタイプを買うと思うような結果にはなりません。

要注意です。

(ミニ)ディスプレイポートーHDMIの変換ケーブル

最近のノートPCはUSBタイプCがメインですが、(ミニ)ディスプレイポートがついているものも(少し前の機種を買うと)まだあります。

その場合はディスプレイポートからHDMIに変換するケーブルが必要です。

自分のパソコンは何でつながるのかよく確認してみてください。

転送速度の確認

つなげる組み合わせが決まったら次は転送速度を確認します。

転送速度の違いで映像の良し悪しが変わるのでよく確認しましょう!

スクロールできます
最大解像度転送速度特徴
スタンダード1,920×1,0804.95GbpsフルHDまで対応
ハイスピード4,096×2,16010.2Gbps4Kや3Dを楽しむなら最低限
プレミアムハイスピード4,096×2,16018Gbps8K対応。4Kの秒間60フレーム再生。
4K対応ゲームには欲しいレベル
ウルトラハイスピード7,680×4,32048Gbps8Kを秒間60フレーム。
4Kを120フレームで再生する現状最高速度

必要なコード長さを確認

最後に家のレイアウトを考慮して必要な長さを決めましょう。

ケーブルの長さは1メートル以下~5メートル以上のものまであります。

5メートル以上になると映像が不安定になったりノイズが入ったりと不具合の可能性が高くなるので基本的には5メートル未満で検討しましょう。

えーよん

すこし余裕を持った長さにするのがポイント

色々なメーカーさんからケーブルが発売されていますが、基本的には聞いたことのあるメーカーさんや推しのメーカーさんのものを買えばいいと思います。

困ったときのお助け隊 HDMIの関連機器

ここからはHDMIケーブル以外の関連機器を紹介していきます。

これらの機器を使用することでより快適な環境を作り上げることができる可能性がありますので是非参考にしてください!

HDMI分配器

なやむエイ

PCを2画面で使いたいよぉ~!

えーよん

そんな時には分配器を使うといいよ!

分配器を使うと1つ入力に対して2つ(以上?)出力できるので

1つのパソコンで2画面にするのも可能です。

複数のモニターにすることで作業効率が上がったりするのでお勧めです。

僕はノートPCなので分配器を使わずにマルチディスプレイにしています。

HDMIセレクター(切替器)

なやむエイ

PS4をするときにいちいちswitchのHDMIと差し替えるの面倒くさいよぉ~!

えーよん

HDMIの端子が足らないときはセレクターを使うんだ!

ゲーム機が増えたり、スピーカーを使いだしたりするとメインテレビのHDMIが不足しがちです。

例えば、switchをやり終えた後、PS4をやるときにいちいちHDMIを差し替えにTVの裏側をのぞき込むのって面倒くさいですよね。

セレクター(切り替え器)を使えば全て挿したままの状態にしておき、ボタン一つで使いたい機器とつなげることができます。

差し替えによるケーブルの劣化も防げます。

自動で切り替わるタイプもありますが誤作動した経験があるので個人的にはあまりお勧めではありません。

HDMIセパレーター(分離器)

なやむエイ

モニターから音が出ないよぉ~

えーよん

セパレーター(分離機)を使えばおk

・せっかく買ったモニターにスピーカーを繋げても音が出ない!

・モニターにイヤホンジャックがないからお気に入りのスピーカーに繋げられない!

こんな時にHDMIセパレーターが大活躍します。

えーよん

僕は、HDMIセパレーター(分離機)とHDMIセレクター(切り替え機)が合体しているものを使っています。

まとめ~タイプCは要注意~

今回はHDMIケーブルについて紹介しました。

映像や音声技術がどんどん高まることで、データ転送のレベルがかなり上がってきています。

そのおかげで、ケーブルの規格が次から次へと出てきて大変です。

しかし

何と何をつなげるのか?

どれぐらいの映像を表示したい(されるのか?)

を面倒くさがらずにしっかり確認しておけばさほど大きな失敗にはなりません。

基本的にはHDMIとタイプCのどちらかで考えておけばいいと思います。

タイプCのケーブルには、充電しかできないものもありますので、購入時はよく確認するようにしてください。

ややこしいHDMIについて少しでも参考になったら嬉しいです。

ケーブルは数や種類が多くてややこしいですから気を付けてお買い物をしてくださいノシ

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