回転式本棚を使ってみた感想(デメリット多め)→今は使ってません

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なやむエイ

本が増えてきたから本棚を買い足さなきゃ
どんな本棚にしようかなぁ

こんな悩みを持ったときに選択肢として浮上するのが「回転式本棚」です。

・くるくる回ってなんかオシャレ

・幅が狭いので省スペースに活用できそう

という期待が高まります。

とはいえ、カラーボックスよりも高いですし、

えい

実際のところどうなの?
使っている人の感想を聞いてみたい

というのが本音だと思います。

そこで今回は

回転式本棚を買って3年ほど使ってきた僕の辛口感想を紹介します。

えーよん

正直に言うと無理に買う必要はないと思ってるよ
特に片づけが苦手な人や面倒くさがりの人には
おすすめできないね。

買いたい欲求が高まっている人に役立つ(冷静に判断できる)内容なのでぜひ参考にしてください。

目次

回転式本棚を買った理由

僕が回転式本棚を買った理由はこんな感じです。

漫画増えすぎたから本棚を買い足さなきゃだなぁ

→これ以上カラーボックスを買うのは場所的にしんどい

→中途半端なデッドスペースも埋まるし、くるくるして面白そうだから回転式本棚でも買うか

当時住んでいた部屋の壁面には、カラーボックスで敷き詰められていたので、これ以上増やせませんでした。

考えた末に

というノリで購入。

購入した回転式本棚はコチラ

いざ組み立ててみたら、くるくる回したり、遊びにきた友達に自慢したりと

当時は満足のいく買い物でした。

回転式本棚を使ってみた感想

それでは実際に使い始めてからの感想(メリット・デメリット)を順番に紹介します。

良い感想(メリット)

回転式本棚を使って良かった点は2つ

・狭いスペースを活用できる

・見た目がよい

何となく、「買おうかな?」と思った狙い通りのメリットがありました。

狭いスペースを活用できる

カラーボックスなどの本棚は壁際に並べて置くのが一般的です。

なので置き場所の選択肢は限られます。

しかし回転式本棚は、本棚を置けない狭い場所でも置けます。

えーよん

上の画像の通りだね

具体的には、50cm×50cmほどのスペースがあればOK

回転するので置く向きを考えなくてよいのもありがたいところです。

見た目がよい(ウケがよい)

何といってもオシャレですよね。

ちょっとした喫茶店なんかを連想させる本棚なので、ぎっしりと本が並んでいても窮屈感がありません。

遊びに来た友達や従姉妹のウケも良かったですね。

かならず「くるくる~」と回すので興味は持ってもらいやすいと思います。

布教したい漫画などを入れておくと良いかもしれません。

悪い感想(デメリット)

悪い感想は4つあります。

・思ったよりも収納できない

・収納が面倒くさい

・木くずが出る

・とにかく重い

4つとは言っていますが、細かいデメリットはまだあります。

というのも、「重たい」というデメリットがとにかくキツイ

えーよん

使わなくなった最大の要因だね

「重たい」から生じるデメリットは以下の2つ

・組み立てるのが大変

・引っ越しや模様替えのときは邪魔(特に引っ越し)

では1個ずつ解説します。

思ったよりも収納できない

アイリスオーヤマの回転式の本棚は収納本数が120と書かれています。

計算的には110×3×4面で120

ところが「約」と書かれているように1段に10冊入る漫画もあれば、入らない漫画もある

ということです。

全30巻の単行本を

1段目→1~9巻

2段目→10~19巻

3段目→20~28巻

のこり2巻は次の面

なんてことは普通にあるので注意してください。

1面28巻。4面で112巻だと考えておいた方が失敗は少ないでしょう。

とはいえ、これはどんな本棚にも発生する問題

というより本の厚み次第なので仕方ありません。

えーよん

これはまだ許容範囲

問題なのは1段目の高さが少し低いところです。

rotating-comic-rack-size

例えば、「転スラ」や「かぐや様は告らせたい」などのサイズが大きい漫画は入りません。

少年漫画や文庫本よりも青年漫画をたくさん持っている人は要注意です。

10巻(9巻)が取り出せない問題→収納も面倒くさい

全面オープンなカラーボックスと違い、どこからでも出し入れできるわけではありません。

収納するときは、右から順番に

10巻(9巻)を取り出すときは9巻(8巻)も一緒に

例えば

1段目に1~10巻収納されている状態で

えい

10巻だけ読みたいな

と思っても取り出せません。

微妙な壁があるので、器用に右端にある10巻を取り出すことは至難の業です。

片付ける時も、左(1巻)から収納していくと最後の10巻が入らなくなります。

えーよん

これが地味に面倒くさい。

面倒くさがり、片付けが苦手な人に回転式本棚はおすすめしません。

絶対片付けるのが面倒になって漫画が床に散らばるようになります。

木くずがでる

回転軸と本体で摩擦が起こるせいか木くずのゴミが出ます。

普段の生活に支障は出ませんが、移動するときなどに回転軸から抜くと大量の木くずが…

掃除機で吸い取れば一瞬ですけど、回転式本棚ならではのデメリットですね。

では、ここからは最大のデメリット「重たい」についてです。

組み立てるのが大変

回転式本棚は、天板一つとっても重たいです。

しかもカラーボックスと比べて組み立ても少し複雑。

DIY的な作業が好きな人にとっては楽勝だとは思いますが、慣れていないと大変です。

えーよん

重たいものを持ちながら、
1面ずつ、1段ずつ組み立てるのは結構な重労働

引っ越しや模様替えの時にしんどい

組み立てが終わったらやっと設置なのですが

台座と本体を連結させる大変な作業が残っています。

設置場所に台座を置いたら

本体の中心に台座のある回転軸を差し込みます。

持ち上げていると、本体の底面なんか見えませんのでほぼ勘です。

一発でサクッと入れるのは難しい…

何度も本体を持ち上げて置いてみる

の繰り返し。

えーよん

腕の限界が来るまでに成功させよう

当然ですが、しっかりと中心に入れないと転倒するので妥協はできません。

この一連の流れを、引っ越しや模様替えのたびにする必要があります。

えい

一度置いたら動かさないよ!

というのであれば1回の我慢で済みます。

とはいえ、引っ越した後や設置したすぐ後とは、どうもしっくりこずに何度も移動することになりがち。

そういったときに本当に面倒です。

回転式本棚を使わなくなった理由

買った当初は喜んで使っていたものの今では使っていません。

その決め手になったのは「引っ越し」

大型家電は全部買い替え

大型家具は全部破棄

という計画だったのと、長距離の引っ越しではなかったので、荷物の移動は全部自家用車で運びました。

その移動の中で一番面倒に感じたのは

大量の漫画と本棚(特に回転式本棚)

僕にとっては大切なアイテムなのは間違いないですが、

えーよん

こいつらがなければどれだけ楽に引っ越しが終わったか…

と嘆きました。

特に回転式本棚は移動させた中で一番重たい家具。

今住んでいる新居、というかアパートに持ってはきましたが、今は使ってません。

読まない漫画は梱包したままで、読む本だけカラーボックスに並べてあります。

もちろん引っ越した後も漫画は購入していますが、反省を踏まえて今では電子書籍で買っています。

えーよん

本棚のスペースも考慮して間取りを選んだけど
漫画を電子にしておけばそんなこと考える必要なかった
むしろもっと狭くして安い部屋を借りれた

と後悔しているところです。

そもそも電子にすれば本棚を買うコストは0。

スペースなどを気にして回転式本棚を買うくらいなら電子書籍にした方が絶対にいい

という結論に至りました。

これから集める作品があったら電子書籍での購入も検討してみてください。

それでもやっぱり回転式本棚を使いたい

えい

デメリットはじゅうぶん理解できた。でもやっぱり回転式本棚を使ってみたい

そんな人は以下の内容も参考にしてください。

回転式の本棚を買っても後悔しないパターン

・カラーボックスを置くスペースすらない

・おもしろ味のある部屋作りをしたい

こんなことを人にはおすすめできます。

カラーボックスを置くスペースすらない

なやむエイ

ガチで本棚を置けるスペースがないんだよ

一人暮らしをしているとこんなことは普通にありますよね。

実際に僕も狭いスペースしか置けなくなったので買いました。だから気持ちはすごくわかります。

先ほども少し紹介しましたが、回転式の本棚は50cm×50cmほどのスペースがあれば場所を選びません。

(※地震などで倒れきてもケガをしない場所に設置してください)

省スペースで置けるのに100冊以上の収納が可能です。

あまり高くすると少し怖い気もしますが、250冊以上も収納できる背の高い本棚もあります。

冊数が多い人は検討してみるのもありですね。

おもしろ味のある部屋作りをしたい

動きのある家具があると好評です。よく友達が遊びにくる人にもおすすめします。

えーさん

回る本棚あるんやん!回したろ!

たいして珍しい物でもないでしょうが、動くものは動かしたくなるのが人間の本能なのかもしれません。

友達が遊びにくると意味もなく回す人が多いです(笑)

また、オシャレなものも多いので、部屋のインテリアとしても映えると思います。


Homesailing 回転ラック 6段 回転式 本棚 コミックラック 収納棚 ブックシェルフ CDラック DVDラック 回転 幅30×奥行き30×高さ190cm ホワイト リビング 待合室

まとめ~本棚を増やすくらいなら電子にしよう~

今回は回転式の本棚を使ってきた感想を紹介しました。

メリットは2つ。

省スペースを活用できる

見た目がよい

50cm×50cmほどのスペースがあればOKなので、デッドスペースにも置けますね。

また見た目がいいのでインテリアにもあります。

とはいえデメリットあるので注意してください。

・収納予定数入らない

・出し入れがめんどうくさい

・重たい

・木くずがでる

収納予定数が入らないのはどの本棚にも言えることなどで仕方ありませんが

1段目の高さが低いので、大きめの漫画は別の段にしなければなりません。

少年誌よりも青年誌の方がたくさんあるという人は1段目が全く機能しなくなる可能性があります。

また、カラーボックスとはちがい、前面から本を出し入れできるわけではありません。

なので、片づけがだんだん面倒になるでしょう。

片づけが苦手な人は向いていません。

えーよん

重たいから引っ越しする機会が多い人もやめておいた方が無難だよ

ですが漫画は必要です。

数百冊たまってから感じたことですが、

もっと早くから電子書籍で集めておけばよかった

と後悔してます。

本棚のコストはかからない

部屋が広く使える

セールやキャンペーンが多いので漫画も安く買える

回転式本棚を買った当時は大満足でした。

しかし漫画がここまで増える前に電子書籍で集めて置けばよかったと思っています。

引っ越しも楽だし、本棚を考慮した間取りの部屋を借りる必要もなかったですからね。

なので、本棚を買い足すことをで悩むより、

電子書籍に移行するかで悩んだ方がトータルでコスパが良くなると思いますよ。

おすすめの電子書籍ストアはこちらの記事で紹介しています。

ぜひ参考にしてくださいね。

この記事が参考になればうれしいです。

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