武闘大会の後に挑戦可能になった地下迷宮。
地下迷宮!名前を聞いただけでワクワクする
実際に迷宮に関わる話はとても面白いです。
とはいえ、魔国開国編ではあくまでお試しのデモプレイだけなので
「せっかく面白そうなイベントが始まったのでにこれでおわりかぁ」
とちょっと物足りなく感じると思います。
そこで今回は、地下迷宮の小ネタっぽい話
迷宮の設定や内部の構造について紹介していきます。
地下迷宮とは?
地下迷宮とは、ラミリスのスキル「迷宮創造(チイサナセカイ)」によってつくられたテンペストの不思議なダンジョンです。
迷宮内は構造を自由自在に操作でき、生死すらコントロールできるなんでもありの世界。
冒険者には「復活の腕輪」を所持してもらうことで、迷宮内で死亡した場合は地上に帰還できるようになっています。
ちなみにルール違反、不正行為をした場合は警告がありますが、無視し続けると強制退場(処刑)されます。
階層は全部で地下100階。
大体は10階層ごとに守護者(ボス)が配置されており、勝つことで撃破報酬などの特典があります。
いわゆるセーブポイントにもなっているので、次回の挑戦は途中から始められますが
ラミリスの意志で迷宮の構造を変化できるので、毎回同じ道というわけではありません。
そして、中層階からはリムルたちも本気です。
罠も凶悪になるし、守護者も「迷宮十傑」と呼ばれる魔王クラスが現れます。
そもそも100階層の守護者はヴェルドラなので、クリアなんて不可能なんですけどね。
ヴェルドラが待つ100階層では、「ラスボスの間」というよりも地上で(人型の時に)抑えていた魔素を、竜の姿で思いっきり発散する場となっています。
これはヴェルドラのストレス発散だけではなく、迷宮への影響も考慮したもので
ヴェルドラが発散した魔素が迷宮内にも流れこみ魔物が自然発生します。
上層→ヴェルドラの魔素が薄いので、発生する魔物は弱い
下層→深い層になってくるほどだんだんと魔素量も濃くなってくるので、それに伴い魔物も強くなっていく
いかにもRPGのような仕組みです。
また、地下迷宮の死なない特性を活かして過酷な訓練所にもなっています。
ミリムの期待に応えられなかった、ゴブタとランガはミリムの厳しい特訓中…
・ダンジョン管理者→ラミリス
・ラスボス→ヴェルドラ
・その他のボス→強い
・全100階層→数日に1回迷宮の構造が変わる
・「復活の腕輪」を所持していれば迷宮内では死なない
・攻略→不可
地下迷宮の料金表
地下迷宮は表向きには観光施設。
ラミリスやヴェルドラなどが運営にも関わっているので、タダでご自由にお入りください。
とはなっていません。
なので、地下迷宮に必要な料金などを紹介していきます。
入場料
はじめて迷宮に挑戦する人には「復活の腕輪」が無料で提供されるので迷宮への入場料は銀貨3枚。
ただし2回目の挑戦からは「復活の腕輪」は銀貨2枚で購入しなければなりません。
買わないと復活できないからね。
なので実質入場にかかる最低額は銀貨5枚になります。
受付で購入できるアイテム
「復活の腕輪」など迷宮攻略で必要になるアイテムは受付で購入できます。
・一番人気は「復活の腕輪」銀貨2枚。当然といえば当然ですね。
・「帰還の呼子笛」銀貨30枚。地上への帰還アイテム。「テレポ」や「リレミト」のような効果。
これを持っていないとクリアするか歩いて戻るか死に戻りしか帰る方法がなくなる…
・「事象の記録玉」金貨1枚。一回だけセーブポイントをつくれる。FF7のセーブクリスタルと同じ。
・「下位回復薬」銀貨4枚
・「上位回復薬」銀貨35枚
・携帯食料各種
・武器防具のレンタル各種
他にも迷宮内から持ち帰ったアイテムを鑑定、買取もしてくれます。
迷宮内の施設
迷宮内には休憩施設も備わっています。
それは地下95階の迷宮都市です。
「地下95階とか無理じゃん」なんて思いますが、階層を降りる前には休憩スペースがあり、そこで銀貨1枚を支払うと地下迷宮の街に移転できます。
迷宮内最後の安全地帯でもあり、エルフやトレントなどが生活している森林都市です。
ただの居住空間だけでなく
・研究施設
・アピトのはちみつ栽培
・ヒポクテ草の栽培
・リムルご用達の特別会員制エルフのお店
など重要な役割も担っています。
もちろん冒険者には食事や宿泊施設もあるので十分に気力体力が回復できるようになっています。
・「95階層への入場料」銀貨3枚
・「宿泊」銀貨3枚
・「大風呂」銀貨3枚
・「衣類の洗濯」銀貨3枚
・「装備の洗浄と補修」銀貨5枚
迷宮内で回収したりドロップするアイテムはレアなアイテムが多く、冒険者ではなかなか手の届かいにユニーク武具も。
もちろん高値で売れますし、使いこなせば戦力アップにつながります。
中には、ダンジョン攻略で生活していけそうと感じる冒険者もいるので、お互いにWinWinな関係は築けているようです。
地下迷宮の裏の顔はテンペスト最強の防御施設
冒険者が意気揚々と挑戦する地下迷宮はあくまで平時。
戦争などの有事の際は全く別の顔となります。
それは最強の防御施設。地下シェルターといってもいいですね。
実際に東の帝国が70万人という軍勢がテンペストに進軍してきました。
その時の対応を例に紹介します。
ラミリスのスキル「迷宮創造(チイサナセカイ)」が優秀すぎる件
テンペストへの侵略。
フォルムスのような悲惨な結末を生まない為に地上の人や街を守ることが大切です。
そこでラミリスのスキルが威力を発揮します。
テンペストの転移
迷宮の地下101階層に広大な空間をつくり、地上にある街を101階層に転移させました。
地上に残されたのは迷宮への入り口だけ。
侵略軍は迷宮攻略しない限り、テンペストを征服できません。
建物だけでなく、住民も転移する必要があるので膨大な魔素が必要になりますが、
そこは何でもありのリムルと師匠ことヴェルドラがいるのでなんとでもなります。
迷宮内のルール改変
侵略軍と早期決着をつけるためにルールを改変します
・一度侵入したらクリアするまで脱出不可
・迷宮十傑を倒したあとにドロップするカギを全て集めないと100階層(ヴェルドラ)とは戦えない
・(侵略軍のみ)復活しない
の3つです。
さらに、70万人という大軍を迎え撃つため、1000人侵入した時点でルートを変更。
中には十傑のいるフロアまで放り込まれた者もおり未熟な兵士はフロア内の魔物に瞬殺されました。
わずか一週間で壊滅状態にします。
迷宮十傑が強すぎる件
迷宮十傑はテンペストの中でもかなり上位の実力者ぞろいです。
少しだけ紹介していきます。
60階→魔道王ガドラ
70階→不死王アダルマン・死霊聖騎士アルベルト
79階→蟲女王アピト
80階→蟲皇帝ゼギオン
90階→九頭獣クマラ
96~99階→地砕竜王、烈風竜王、氷雪竜王、火炎竜王
僕は原初やブラックナンバーズが好きだけど、次に迷宮十傑が好きだ
特に以下の4人が好きです。
アルベルト→ゾンビだけどイケメン
アピト→人型への進化前(蜂のとき)から可愛くて好きだった。(人型になったらちょっと怖いけど)
ゼギオン→シンプルにかっこいい。寡黙で強くて忠誠心の塊とか最強すぎる
クマラ→九尾の狐は無条件で好きになる
魔道王ガドラ
正直なところ「どなたですか?」
と感じている人が多いと思います。
ガドラはもともと東の帝国で「転生者」を保護してきた大魔法使い。
ラーゼンの師匠に当たる人です。
ラーゼン同様にリインカーネションを使い永続的に生き続けています。
生前のアダルマンとは親友で、アダルマンを罠に嵌めて殺した七曜の老師につよい復讐心を抱いている。
近代化が進むことで魔法を軽んずるようになった帝国には愛想をつかしていたところ、ラーゼンからアダルマンのことを聞き、帝国を亡命することに。
不死王アダルマン・死霊聖騎士アルベルト
クレイマン領を守護していた元五本指。
シュナに敗北したことで新たな神は「リムル」だったと悟りの境地へ。
思想強めなアンデット魔法使い。
しかし実力は本物で、アンデットの弱点「聖属性」を「聖魔反転」で克服するという反則的なことをしてきます。
アダルマンの護衛をしているアルベルトも「聖魔反転」により弱点を克服したので
デスパラディンから不死身のパラディンが誕生。
もともとハクロウと打ち合えるほどの実力者なので、本当にただの強い人になりました。
蟲女王アピト
転スラ日記では序盤から登場する女王蜂。
リムルにはちみつをプレゼントするだけの係からまさかの迷宮十傑まで昇格。
もともとアピト「クイーンワスプ」は危険な存在。
ラミリスが引いちゃうぐらいなので潜在能力はありましたが…
人型での戦闘になれるためヒナタに指導してもらっています。
初戦闘となる迷宮攻防戦では
「ワタクシは全力を尽くすと言ったのだ!」
と文字通り全ての力を尽くしきるまで。
羽根が破れても最後の最後身体が動かなくなるまであきらめずに戦い続けます。
リムルがかなり胸を痛めてましたし、僕もめちゃくちゃ感動しました。
ちなみに十傑の中で同じ女キャラであるクマラとは仲が悪いです。
蟲皇帝ゼギオン
リムルが保護したケガをしていたカブトムシ?
がテンペスト最強ともいわるまでに成長しました。
ケガの補修にはリムルの細胞が使われている為、リムルとは「魂の回廊」で繋がっています。
そのためラファエルの魔改造とヴェルドラ相手に特訓した成果もあってか
ベニマルよりもつよいんじゃね?
そとに出しちゃダメなやつだ
と思われるほどです。
あまりにも強すぎるので、攻防戦では魔王リムルと勘違いされる始末。
そのことがゼギオンの逆鱗に触れて、他の十傑に勝利してきた強者たちを瞬殺します。
無口で、リムルへの忠誠心は誰よりも強い。
人型になって最初の登場が、「大量の死体の上で座禅を組んでいる」というなんとも言えないラスボス感。
九頭獣クマラ
元クレイマンのペット
子狐だったクマラも今となっては迷宮十傑の一人。
使役する
・白猿
・月兎
・黒鼠
・雷虎
・翼蛇
・眠羊
・炎鳥
・犬鏡
の八部衆は個々に意志をもっているので、82~89階層までの守護。
攻防戦では、故郷を滅ぼされ母を殺された復讐でもあるので、母の仇である帝国の人間と直接対決を志願し見事勝利します。
地砕竜王、烈風竜王、氷雪竜王、火炎竜王
ミリムが捕まえてきた4属性の竜。
その1体1体が魔王級で、ヴェルドラに挑む前に4連戦を強いられることになります。
普通にラスボス前にこんなに戦わされるのはマジでやめて欲しいと思う。
地下迷宮の裏の顔【まとめ】
地下迷宮は基本的に冒険者の為の観光名所ですが、いざとなった時は最強の防御施設になります。
・地上の都市を地下に転移する
・一つしかない入り口から大軍が押し寄せても、ラミリスの意志一つで分断できる
・迷宮内のルールを改変して侵略者に不利な条件にできる
・仮に進んでも迷宮十傑が強すぎる
・そもそもゼギオンに勝てない
・そもそもヴェルドラに勝てない
・迷宮内の魔物は復活できる
ヴェルドラが負けない限りは101階層にあるテンペストは安泰です。
そもそも負けないでしょうし、負けても迷宮内なら復活できます。
ヴェルドラにいたってはリムルが生きている限り復活できるのでそもそもテンペスト侵略は無理ゲーです。
まとめ
今回はテンペストにある地下迷宮について紹介しました。
地下迷宮はラミリスのスキル「迷宮創造(チイサナセカイ)」によって創造された地下100階層にもなる迷宮です。
迷宮内ではラミリスの思いのまま、自由自在に操作できます。
迷宮のルール上「復活の腕輪」さえ持っていれば死ぬことはありません。
そのおかけで冒険者たちにとっては良い稼ぎ場所となっています。
一介の冒険者ではなかなか手に入らないアイテムがたくさんあるので
迷宮でたくさん稼いで、街で贅沢な暮らしをする
なかなかテンペストから次の街に冒険しようとは思えない冒険者がチラホラと。
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