
ウォーターサーバーの魅力は分かるけど…本当に必要なのかな?
こんな悩みを解決します。
・ウォーターサーバーの種類ごとにデメリットがわかります。
・契約しても失敗しないか?あなたの判断基準がわかります。
ウォーターサーバーを契約することで得られるメリットは、いつでもおいしい水が飲めたり、水を買いだめする必要がなくなる
ペットボトルのゴミをなくせて、捨てに行く面倒がなくなったり、環境にも優しいことですよね。
近年の夏は災害級に暑いのでいつでも冷たい水が飲めるウォーターサーバーが大活躍です。
今までは何となく契約せずに夏が終わってしまっていたかと思いますが、この暑さを考えるといよいよ本気で検討を始めているのではないでしょうか?
とは言え何となく契約には踏み切れないものです。
それは水の為にそこまでする必要はあるのか?いう点で引っかかっていると思います。
そもそも一人暮らしでウォーターサーバーなんて贅沢、いらないのでは?と感じている人もいるでしょう。
僕もウォーターサーバーを利用する前は、「水なんか水道水で余裕だろ。」と思っていました。
しかし、一度使ってからはずっと水ばかり飲んでいます。
夏はジュースを買うことがなくなりましたし、冬にはコーヒーを作ったり、白湯を飲んでいます。
そこで今回は、メリットがはっきりしているのに、何となく契約に踏み切れないというウォーターサーバー
その「何となく」とは一体どんな理由なのか具体的に言語化してみました。
今回紹介するデメリットを許容できるのであれば、ウォーターサーバーを契約してみる価値はあるかもしれません。
ぜひ読んでいただき、あなたには必要なのかどうか検討してみてください。
ウォーターサーバー4つのデメリット
実はウォーターサーバーには大きく分けて2種類あります。
・宅配型
・浄水型
宅配型は皆さんがよく知る天然水などが定期的に配達されてボトルを交換するタイプです。
浄水型は水道水をろ過しておいしい水を作るものです。
水道と直接つながっている水道直結の浄水型ウォーターサーバーというのもあります。
どのウォーターサーバーも水道水よりは確実においしい水を飲むことができます。
では、宅配型・浄水型・水道直結型どのウォーターサーバーでも発生するデメリットを紹介します。
・水の代金やサーバー代などのコストがかかる
・電気代がかかる
・ウォーターサーバー本体を置くスペースを確保しなければならない
・冬には利用頻度が落ちる
これらは誰もがパッと思いつく定番のデメリットだと思いますが紹介していきます。
水の代金やサーバー代などのコストがかかる



普段は水道水を使ってるから確実に出費が増えるよね…
コスト面で考えるとウォーターサーバーを契約することで一般的には出費が増えます。
特に水道水と比較すると雲泥の差となります。
例えば東京都の水道料金は10L当たり1~2円となっているので、コスト面でこの金額に太刀打ちは出来ないでしょう。
先ほどウォーターサーバーは大きく分けて宅配型と浄水型の2種類あると言いましたが、料金体系も異なります。
宅配型は、送られてくる水の代金を支払う必要がありますが、サーバー代が無料になっているケースが多い。
例(コスモウォーターの場合):4,104円(12Lのボトル×2本)
浄水型は、水道水を使うので水の代金は水道代だけで済みますが、その代わりにサーバー代を支払う必要がある。
例(エブリィフレシャスの場合):3,300円(サーバー代)+水道代
どちらにしても、水道水だけでやりくりしていた場合と比べるとコストは上がります。
スーパーなどでしっかりと買い置きしている人にとってもコストは上がるでしょう。
ただし、毎日のようにコンビニで500mlの水を複数本買ってしまっている方であればウォーターサーバーの方が安くなる場合もあります。
特に浄水型の場合は月額のため、使った分だけお得になるので、マグボトルなどで持参すればコスパも上がります。
電気代がかかる



電気代も値上げするし節電もしないといけない
水を冷やしたり温めたりするため当然電気代もかかります。
最近のウォーターサーバーは省エネモードやスリープモードが備えられている為、電気代もかなり抑えられています。
しかし、全てのウォーターサーバーに備わっているわけではありませんので、月の電気代目安が約400円のものから1,000円以上のものまで様々あります。
ウォーターサーバー選びの重要な要素でもあるので、気に入ったウォーターサーバーの電気代目安は忘れずにチェックすることが必要です。
本体を置くスペースを確保しなければならない



部屋が狭いから置くとこないよ
一人暮らしにおいてスペースの問題は重要です。
僕もそうですが、十分に広い部屋に住めるわけではないですからね。
ウォーターサーバーにもよりますが、100㎝(H)×40cm(W)×40cm(D)程度のサイズ感ですので細長い冷蔵庫が一個増えるような感覚です。
幅が大きいわけではないので圧迫感はさほどありません。
しかし、それでも気になる場合は台置きできるコンパクトサイズを検討してみても良いかもしれません。
冬には利用頻度が落ちる
やはりウォーターサーバーの需要が最も高まる季節が夏です。
理由はみなまで言わずとも冷たいおいしい水がすぐに飲めることですよね。



じゃあ冬は使わなくなっちゃうのかな?
確かに夏と比べると利用頻度は落ちるでしょう。しかし利用価値がなくなるわけではありません。
冬になればインスタントのホットコーヒーやコーンポタージュなどの飲む機会が増えると思います。
お酒を飲む人は焼酎のお湯割りを飲む機会も増えるでしょう。
そういったときにいちいちケトルなどで沸かす手間が省けます。
僕は白湯をよく飲むので一年中重宝しています。
以上4点がどのウォーターサーバーにも発生するデメリットです。
恐らくここまでのデメリットは想像の範囲内だと思いますので、次に宅配型のデメリットを紹介しています。
宅配型ウォーターサーバー4つのデメリット
宅配型は定期的に天然水などが入ったボトルが配達されるウォーターサーバーです。
皆さんが想像する一般的なタイプだと思います。
料金体系は、サーバーのレンタル代が無料で注文した水の料金のみを支払うというシステムになっている場合が多いです。
天然水やRO水(ほぼすべての不純物を除去した水)が届くので、いつでもおいしい水が飲むことができるというメリットがあります。
天然水が飲めるという点で、水のおいしさを追求するのであれば宅配型となります。
では宅配型のデメリット紹介します。
・ボトルの保管場所が必要
・水の注文数縛りがきつい
・不足時は買い足しに行く必要がある
・宅配時の受け取りが面倒
正直なところ、宅配型ウォーターサーバーは一人暮らしとの相性は悪いと思っています。
特にボトルの保管場所を確保しなければならない点と水の注文数の縛りがある点です。
ボトルの保管場所が必要



本体を置く場所だけで精いっぱいだよ
ただでさえウォーターサーバー本体のスペースを確保しなければならないのに、さらにボトルの保管場所まで必要になるのは厳しいのではないでしょうか?
きれいに片付いたおしゃれな部屋でもストックのボトルや交換待ちのボトルが見えていたら生活感がでて台無しです。
使い終わったボトルは交換ではなく、使い捨て式のものもありますが、結局ペットボトルのゴミがでてしまうため処理に困ります。



ペットボトルのゴミ処理はホント困るよね…
水の注文数縛りがきつい
実は、宅配型のデメリットで一番多く言われていることが「水の注文数縛り」問題です。
メーカーによって異なりますが基本的には12Lのボトルが毎月2本ずつ送られてきます。
宅配型のウォーターサーバーは水の料金で設けていますのでそのあたりはシビアですよね。



ひと月で24Lも使うのかな?
恐らく一人暮らしでも夏場は使い切ることは可能です。
しかし冬は無理して使っていくことになると思います。
飲み切らないとさらにボトルの保管場所問題が深刻化していきますので配送スキップというシステムを使って1か月の配送をお休みすることになります。
配送スキップの注意点は2か月以上のお休みをすると別途でサーバー代が請求されることです。
webなどから依頼もできますが、メーカーによっては電話対応だけの場合があります。
その電話はなかなか繋がらないという噂があるのでかなりのストレスになると思います。
不足時は買い足しに行く必要がある



こんなに暑い日に外出たくないよ…
特に近年の夏は災害級な猛暑なので水の消費量は激しいと思います。
ぎりぎりの勝負をしているときに猛暑日が続いたり、予定外の来客があると一発でアウトですよね。
注文してすぐ届くと言っても数日間はラグがありますので、炎天下に水の買い出しが必要になります。
これはペットボトルの水を買い置きしている場合でも同様に起こりえるデメリットです。
受け取りが必要
宅配型ですので当然受け取りが必要です。
配達の人に申し訳ないのでやむを得ない場合以外は、家で待機しておきましょう。
1か月に一回のことかもしれませんが、配達日には予定が立てづらくなります。
また、約12kgのボトルを保管場所まで運ぶという点も地味なデメリットですし、女性には苦痛になると思います。
以上の4点が宅配型ウォーターサーバーのデメリットです。
宅配型のデメリットは一人暮らしをしているにはダメージが大きいのでおすすめは出来ません。



どうしても天然水のウォーターサーバーがいい!多少は我慢する!
という方でしたら、毎月629円(税込)のサーバー代が発生しますが、縛りのないウォーターサーバーがあります。
興味のある方はリンクを貼っておきますので検討してみてください。
アルピナウォーター

では次に浄水型のデメリットを紹介していきます。
浄水型ウォーターサーバー4つのデメリット
浄水型のウォーターサーバーは水道水を利用します。
ウォーターサーバーにセットしたフィルターで不純物をろ過することによって水道水でもおいしい水を作り出すことができます。
フィルターにはろ過できる限界量がありますが、日割り計算すると一日3L以上となるので一人暮らしの場合は実質、飲み放題となります。
月額の相場は大体3,300円(税込み)です。
交換時期になればメーカーから無料で交換フィルターが送られてくるので、交換時期を気にする必要はありません。
もちろん冷たい水も温かい(熱い)水も作ることできるので、ウォーターサーバーとしての役割は果たしてくれます。
毎日コンビニで水を買っているのならば浄水型ウォーターサーバーの方がお得になるかもしれません。
そんな浄水型ウォーターサーバーのデメリットは以下の4点です。
・天然水は使えない
・給水が必要
・給水タンクの洗浄が必要
・あまり使わなくても定額制
浄水型のウォーターサーバーは最も一人暮らしに適しています。
一人暮らしにとってダメージの大きかった宅配型のデメリットをほとんど解消しており、浄水型で発生するデメリットはダメージが小さいからです。
ではひとつづつ紹介していきます。
天然水は使えない
何度もお伝えしていますが、浄水型のウォーターサーバーは水道水を利用しています。
そのためウォーターサーバーで天然水を飲むことはできません。
ですが、宅配型のRO水と遜色ないレベルまでろ過が可能な浄水型もあるので、水道水と比べれば満足できるハズです。



RO水の宅配型って出番なくない?
正直なところ、浄水型と比較するとRO水の宅配型ウォーターサーバーのメリットはほとんどないように感じます。
給水が必要
ウォーターサーバーに限らず給水式の機器には避けては通れないデメリットです。
タンクの大きさも様々で使用頻度にもよりますが大体2~3日に1回は給水が必要になります。
給水タンクの洗浄が必要
こちらも給水式ならではのデメリットですが、口にするものなので衛生面には気を配りたいところです。
メーカーによっては洗いにくいタンクもあるようですが、ロングスポンジなどを使えば比較的楽に洗うことができます。
どのウォーターサーバーにも共通ですが、注ぎ口や受け皿の洗浄は定期的に行う必要があります。
あまり使わなくても定額制
正直なところ、定額制という特徴はメリットでもあります。
夏の場合だとフィルターの使用頻度内であればどれだけ使っても高額な請求が来ないからです。
ですが、今回はデメリットの紹介ですのであえてデメリットの枠に入れています。
ガブガブ水が飲みたくなる夏とは違い冬になると使用頻度も落ち着いてくるでしょう。
コーヒーやインスタントのスープを作ったり料理に使う程度になると思います。
そうなるとコスパが落ちると言わざるを得ません。
しかし、宅配型のように無理やり注文をせざるを得ない状況になり在庫を大量に抱えて部屋に大量のストックを持つという事態にはならないので安心です。
追われるようにように水を消費するよりも多少コスパを悪く感じても必要分だけ使う方が精神衛生上、快適だと思います。
実際のところお茶を作ったり白湯を飲んだりで思っている以上にコスパが悪いということも無かったりします。
以上の4つが浄水型ウォーターサーバーのデメリットです。
思わぬストック切れで買い出しが必要になることもありません。
特におすすめの浄水型ウォーターサーバーを紹介している記事がありますので興味のある方は参考にしてください。


水道直結の浄水型ウォーターサーバー2つのデメリット
水道直結の浄水型ウォーターサーバーのウォーターサーバーは、給水をしなければならないという浄水型のデメリットを克服しています。
しかし、賃貸の場合は少しハードルが高いウォーターサーバーとも言えます。
・設置には工事が必要
・置き場所が限定される
設置には工事が必要
工事自体は大掛かりではないのですが、大家さんに確認を取ったり、工事の実施日を調整したりすることがとても煩わしいですよね。
仕事に行っている間に誰かがやってくれるのであれば是非ともお願いしたいところではありますが、一人暮らしをしているとそうはいきません。
工事が終わってしまえば一番理想に近い形で利用できるようになるのですが、工事のハードルがとても高く感じるので、先ほど紹介した浄水型ウォーターサーバーが一番一人暮らしに向いているという結論を出しています。
置き場所が限定される
宅配型や浄水型はコンセントとスペースさえあればどこでも設置可能でしたが水道直結型は水道の近辺しか設置できません。
どのウォーターサーバーでも基本的にはキッチン周りに置くことになるとは思うのですが、理想通りのレイアウトにはできない場合が出てきます。



ベッドの横に置いたりは出来なくなるね
他にも天然水が飲めない・使用量が少なくても定額というデメリットがありますが、浄水型と被る為割愛しております。
もし工事のハードルが苦にならないのでしたら、安くてミネラル水も作れる「楽水」がおすすめです。
2022年7月31日にまではサーバー設置月、レンタル料無料のキャンペーンを実施中です。
まとめ
今回は、ウォーターサーバーの種類別にデメリットを洗い出しみました。
・どのウォーターサーバーでも共通のデメリット4種類
・宅配型ウォーターサーバーのデメリット4種類
・浄水型ウォーターサーバーのデメリット4種類
・水道直結型の浄水型ウォーターサーバーのデメリット2種類
合計で14種類見つけることができました。
なかでも浄水型ウォーターサーバーは天然水を飲むことはできませんが、宅配型のデメリットをほぼ全て改善しており一人暮らしに最適だと思います。
その理由は
・浄水型でもレベルの高いろ過フィルターが備えられている為、水道水でもおいしい水を作ることができる。
・縛りがない為、ストックを気にする必要がなくなる。
・ボトルの置き場所やゴミにも困らない。
浄水型のウォーターサーバーではエブリィフレシャスがおすすめです。
見た目がかなり良くオシャレな部屋にもマッチしますし、23種類の不純物をろ過する高レベルなフィルターが備えられているため、おいしい水を楽しむことができます。
every frecious(エブリィフレシャス)

今年の夏は特に暑いです。きっと毎年夏になるとこんな異常気象に耐えなければならなくなります。
あくまでウォーターサーバーは水分補給の手段一つです。
まずは大前提として、熱中症などには十分に注意してください。
「のどが渇いたと感じたら軽い脱水症状」と部活でよく言われましたのでこまめに水分補給をしていきましょう。
本記事がウォーターサーバー選びの手助けができたら嬉しいです。
ノシ
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