コリウスの夢に出てきた、「原初の白・紫・黄」が気になる!
彼女たちの能力とか活躍と教えてよ!
こんな悩みを解決します。
・テスタロッサ、ウルティマ、カレラの能力や配下などを紹介
・彼女たちが登場する作品を紹介
Web小説読破。アニメはもちろん漫画も全巻揃えている僕が解説するよ(小説は途中まで…)
本編のアニメや漫画(2023年10月時点)では未登場の原初の悪魔
・白(ブラン)→テスタロッサ
・紫(ヴィオレ)→ウルティマ
・黄(ジョーヌ)→カレラ
映画「紅蓮の絆」やオリジナルアニメ「コリウスの夢」などで登場したので、
小説を読んでいない人にとっても存在感が増してきました。
テスタロッサ・ウルティマ・カレラは今後のストーリー展開でかなり重要なキャラクター。
今回は彼女たちの能力、活躍、優秀な配下やすでに登場している作品などを紹介していきます。
本編漫画に登場するまでのつなぎとしてぜひ参考にしてください。
テスタロッサ・ウルティマ・カレラのリムルとの出会い
テスタ・ウル・カレラはそれぞれ
原初の白・紫・黄
です。
ディアブロが「リムル様の役に立てそうな古い馴染みを紹介する」といって連れて来ました。
彼女たちは
「変わり者の黒(ディアブロ)が慕うスライムって何者?ショボければ即殺すよ?」
ぐらいのつもりで来たのですが、
人間の女の子を装ったにもかかわらず
「原初である」ということ以外はすべてラファエルに看破され、リムルの底知れなさに心酔します。
他にも
・金の混ざった特別な依り代を用意してくれたこと
・名をもらったこと
でリムルに忠誠を誓い
彼女たちの部下たちも名をもらったことでテンペスト最強部隊が結成されます。
リムル直属部隊ブラックナンバーズの結成
ディアブロを筆頭とした
リムル直属部隊ブラックナンバーズ
はリムルが直接指揮をとれる初の部隊です。
リムル以外はすべてデーモンで構成されたブラックナンバーズはテンペストの「恐怖の象徴」
ディアブロの下にはテスタ・ウル・カレラがおり、その下にはさらに700体のデーモンがいます。
結成時点で、原初の4体はデーモンロード。
700体のほとんどがグレーターデーモンですがそのうち
・デーモンロードが2体
・アークデーモンが5体
もいます。
間近で見ていたベスターは現実逃避するし、リムルがドン引きするほどの戦力です。
ディアブロとの関係性
悪魔の住む精神世界では、ディアブロ・テスタ・ウル・カレラに上下関係はありませんでしたが、
テンペストではディアブロが上司。
とはいえ、仕事の指示に従うと言った程度で、悪魔社会の時のような厳しい上下関係ではありません。
テスタがリムルに紅茶を淹れてあげる時も、ディアブロに対しては
あなたの分はないわよ
などと塩対応をしています。
戦闘能力的には
ディアブロ>テスタ>カレラ>ウル
単純な破壊力ならテスタとカレラの順位は入れ替わるかもしれませんが、ウルの順位はそのまま。
ボクが一番弱い
と悔しがるシーンがあるのでそうなのでしょう。
僕は一番ウルが好きだけどね。
テンペストでの役割と能力を紹介
ただの戦力増強ではなく、リムルがずっと目指していた三権分立(司法・立法・行政)のため、彼女たちに仕事がふられます。
原初の白(ブラン)テスラロッサの役職とスキル
令嬢のような見た目を白髪の美女がテスタ。
数千、数万の民を虐殺した「紅に染まる湖畔事変」では東の帝国と対峙しており深い因縁があります。
東の帝国とブランの過去の因縁が書かれた、ちょっと感動するお話です。
関連記事:原初が好きすぎるあなたにおすすめ!白ブランが主役の物語を紹介
テスタロッサの役職
テンペストではリムルの全権代理をもつ外交武官。
西方評議会でキレ散らかしたリムルに代わってテスタが各国との交渉事を行います。
加入したばかりなのに全権を握らせて大丈夫なの?
と思うかもしれませんが、テスタはとにかく賢いです。
テンペストの法令を即暗記して、その問題点を指摘するなどとにかく優秀。
リムルが大絶賛して即採用しました。
・令嬢のような上品な見た目と言葉遣いで他国のウケもよい
・賢いので、小馬鹿にしてくるような屁理屈さんは簡単に論破できる
・美人でも中身は悪魔なので、圧力をかけてくるおバカさんにも屈しない
仮に直接手を下すことがあっても私がやった証拠は残しませんわ
なんて余裕を見せるテスタは適材です。
テスタロッサのスキル
どんなに可憐な令嬢であっても中身は大悪魔。
相手に興味があるうちは優雅に会話を楽しみますが、興味を失えばあっけないものです。
物理的に戦う時は、相手の首をポキポキとへし折る
魔法はギィも使用する「死の祝福(デスストリーク)」
魂だけを刈り取る核撃魔法です。
リムルが使った「心無者(ムジヒナルモノ」に似ていますが、あれは命乞いする人など戦意を失った人だけが対象でした。
デスストリークは範囲内の生命すべてが対象なので反則技です。
刈り取られた生命のうち、100万分の1の確率でデーモンに転生できるというおまけ付き!
原初の紫(ヴィオレ)ウルティマの役職とスキル
サイドポニーテールが似合う元気なボクっ娘ウルティマ(原初の紫)
可愛らしい見た目とは裏腹に
「本性は陰気で陰湿。残虐非道の代名詞のような存在」
と魔王ルミナスが嘆くほど裏と表がある悪魔。
周囲から子供扱いされているのが少し気になっているようで、ハクロウに対し
カレラが「殿」でボクだけ「嬢」なのがきになる
と発言しています。
また本人曰く、ウサギ?を捕まえるのが得意らしく、怯えるラビット族フラメアの耳を掴んで捕まえるシーンもあります。
ウルティマの役職
テンペストでは検察官検事総長総監
ボクよりも巨悪に出会えるの楽しみだな
とノリノリで任命されます。
もともと陰湿な性格をしている為か
①ウルティマは拷問が大好き
②ウルティマには武力行使で勝てるわけがない
③だからテンペストで悪事を働けない
とかなりの抑圧されているのでテンペストは犯罪の少ない平和な国。
それが退屈なので、万引きのような軽犯罪もウル本人が率先して取り締まっています。
ウルティマのスキル
実は検察官以外にも情報武官という役職もあります。
なので一瞬で片づけられるような相手でも、
拷問…じゃなくて会話のなかから相手の情報を得る任務があるのです。
結局は実力行使になるんですけど、それは拷問の始まり合図。
ウルには相手の脳から情報を得る能力があるので
文字通り頭をもぎ取って情報を盗み出します。
取っては捨て取っては捨て
悪魔のようなことを(悪魔なんだけど)元気よくやります。
魔法は
・イフリートを一瞬で氷漬けにする「氷結地獄(コキュートス)」
・あたり一面を蒸発させる「破滅の炎(ニュークリアフレイム)」
映画でディアブロに使った、あのカッコイイ技はなんて言うんだろう…
原初の黄(ジョーヌ)カレラの役職とスキル
態度が尊大な金髪美女カレラ(原初の黄)
カレラ自身すごく丁寧に話してるつもりですが、言葉使いが雑なのでいつもディアブロをイラつかせています。
過去には魔王レオンの領地に核撃魔法を放って嫌がらせをするなど、どっかの「頭のおかしい爆裂娘」と同じようなことをしています。
我が名はめぐ…
自由気ままに虐殺をするため、「ブレーキのない暴走車」なんて呼ばれていますが
リムルの配下となった今は、自重するように部下のアゲーラから注意されています。
カレラの役職
テンペストでは最高裁判所長官
賄賂や暴力には屈することなく、良くも悪くも公平な種族なのでうってつけです。
立場上、ウルと仲良くすることができないので(検察と裁判官なので)よく口喧嘩もしています。
ちなみにカレラの裁きは君主であるリムルにも適応されるので
「贈賄罪とかで捕まらないようにしないと…」とリムルがいう一幕も。
カレラのスキル
何といっても破壊力。
核撃魔法の雨を降らせる
と宣言したカレラに対し部下が「カレラ様にしては生ぬるい」
と言い放つなど、ブレーキのない暴走車は伊達じゃありません。
カレラが使った魔法、「重力崩壊(グラビティコラプス)」は核撃魔法の中でも最大最強威力。
人工的なブラックホールを作り出し周囲のすべてを押しつぶします。
カレラとアゲーラ
カレラとアゲーラ(部下)のやり取りが好きなので紹介します。
アゲーラは
悪魔にはめずらしい人格者で人間的な感覚の持ち主
ブレーキのないカレラのブレーキ役
リムルの配下となったので、いつまでもやりたい放題ではいけないとカレラに注意をする苦労人。
カレラは少しアゲーラのことを煙たがっている感じもあります。
孫に厳しく注意するおじいちゃん的ポジション
そんなアゲーラでも主君をバカにされたり、約束を破られたりするキレます。
キレたときは容赦ありません。
悪魔ですし、カレラと同じ黄系統なので、やるときはめちゃくちゃにやります。
そんなアゲーラをみて
いいねぇ。ゾクゾクするよ。だから私はキミのことが大好きなんだ
と褒めるシーンは苦労人アゲーラが報われている感じがしてスゴイ好き。
また、カレラはアゲーラに剣術を学んでいるため魔法だけでなく近接戦闘も得意になりました。
3人娘の配下たち
ブラックナンバーズには原初を除いて700体の悪魔がいます。
その中でも、
・モス
・シエン
・ヴェイロン
・ゾンダ
・エスプリ
・アゲーラ
・ヴェノム
はデーモンロードだったりアークデーモンだったりと、恐ろしい悪魔たちです。
悪魔族の階級やランクがいまいちわからない人はこちらの記事も参考にしてください。
モス
かわいらしい美少年の見た目ですがテスタの腹心で数万年無敗の大悪魔。
原初を除けば、最強の悪魔で、名づけによってデーモンロードとなっています。
「コリウスの夢」では恐らくモスであろう悪魔が出てましたが、あのかわいらしい少年が名づけ前はあんなに人相が悪いなんて…
(テスタの左隣に居た小さい悪魔です。)
モスはとても優秀で、隠密行動のスペシャリスト
自分の身体を小さくした多数の分身を作り、各地にとばして生の情報を収集します。
テスタが評議会に出る前に、各国の情報がわかるのでありがたいですよね。
でもちょっと性格が悪いのが玉に瑕。
テスタに対しては忠実ですが他の悪魔に対しては横柄な態度を取ります。
陰で悪さをする優等生みたいな感じです。
シエン
テスタに仕える300年無敗の男爵位の悪魔。
シエンはテスタの補佐をしたり、テスタが不在の時は評議会に出席したりと優秀な助手です。
ヴェイロン
ウルティマに仕える4,000年以上生きる悪魔。
何度かモスに敗北していますがかなり強いです。
モスと同様に名づけによってデーモンロードとなっています。
紳士的な立ち振る舞いでウルに付き添う執事といった感じ。
ウルティマの暴走を止める立場ではあるものの、強者が悲痛な表情でもだえ苦しむ姿が大好物。
そして”拷問を楽しむお嬢様(ウルティマ)の姿を見るのが大好き”とのこと。
自分ではとどめを刺さず生け捕りにしてウルティマに差し出します。
スキルはものまね。
見たことがある人になら擬態でき、スキルをものまねできます。
リムルへの擬態しようとして禁止されたが、その代わり荒木白夜(ハクロウの祖父)の全盛期に擬態できるように。
この時点でもはや強い!
ゾンダ
300年無敗の悪魔で、ウルティマに仕える料理人。
ウルティマの配下なので決して性格はよくないですが、悪魔に珍しく回復特化型。
決して弱いわけではないですが、強者が揃うテンペストにおいては戦闘面において戦力外です。本人も率先して戦おうともしません。
圧勝できる、ケガ人が出なさそうと思ったらおいしい料理を作り始めます。
みんなからは「美味しい」と評判ですが、ウルからはダメ出しをよくされるかわいそうな悪魔です。
エスプリ
カレラに仕える500年無敗の悪魔。
可愛らしい少女のような顔立ちをしていますが性格は最悪。
先述したようにカレラのブレーキ役として奮闘するアゲーラと違って、カレラの暴走に追従するばかり。
問題がおこったら我関せず、なんならアゲーラのせいにし、とにかくカレラの機嫌をとりまくる悪女です。
自身が見ている映像をカレラと共有できるスキルを持っているため、ソウエイからは役立ちそうと目を付けられています。
アゲーラ
300年前にカレラに下ってからは無敗の特殊個体の悪魔です。
悪魔の攻撃手段は魔法ですが、アゲーラは刀が得意。
武士のような性格をしている為、君主には忠義を尽くし、約束を破られことを嫌います。
ぶっとんだ性格しているカレラに常識を教え込もうとする苦労人。
ハクロウの祖父であり師匠でもある荒木白夜の転生先でもあります。
剣術が得意ですが、自身が剣に変化して使わせることで自身のスキルを他者に宿すこと可能に。
アゲーラより戦闘能力が高い、エスプリやカレラに使わせることで強者を撃破しています。
ヴェノム
3人娘の配下ではなく、悪魔界でディアブロが気に入った悪魔。
名づけ後にはグレーターデーモンからアークデーモンに進化しました。
ユニークスキル持ちの特殊個体です。
ディアブロにケンカを売ってボコボコにされたのにも関わらず、何度も何度も挑んではフルボッコにされているので、リムルからは大バカ認定されています。
前世の記憶はないもののアゲーラと同様に転生者。
「転生したら悪魔だった件。王(ディアブロ)にケンカを売ったらボコられたけど配下にしてもらえた話」
こんな物語が出来そう…
自分のことよりも人間の子供助けたりできるいい奴(悪魔)です。
登場作品の紹介
テスタロッサ・ウルティマ・カレラが登場している作品はいくつかあります。
残念ながら、本編アニメや漫画ではしばらく先になります。
ぜひこれから紹介する作品でつないでください。
・コリウスの夢
・魔物の国の歩き方
・原作
3人娘全員が登場する作品は今のところ上記の3つ。
コリウスの夢
コリウスの夢は2023年11月からネット配信された短編アニメです。
地上波では12月から3週にわたって放送されます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください
関連記事:「コリウスの夢」の時系列はどのあたり?楽しむために知っておくこと
「すぐ見たい!」という人は
ぜひAmazonプライムビデオ
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魔物の国の歩き方
転スラのスピンオフ漫画「魔物の国の歩き方」にも全員登場します。
登場は7巻から
残念ながら連載は中断していますが、作品自体がおもしろいので既刊の8巻分でも楽しめるでしょう。
連載復帰を我慢できそうならおすすめします。
以下の記事ではおすすめのスピンオフを紹介しています。
原初の青レインが活躍するスピンオフもあるのでぜひ参考にしてください。
原作
大本命は原作を読むことです。
小説は最終盤に差し掛かっていますし、アニメが完結まで放送されるとは考えにくいので転スラの結末を知りたい人は小説も視野に入れておいた方が良いです。
アニメ3期の続きは10巻からになります。悪魔3人娘の登場は小説11巻なので、これから小説を読みだすには絶好のタイミングです。
読書あんまりしないんだよねぇ
という人でもアニメ4期が放送されるよりも前に彼女たちの初登場シーンに立ち会えるでしょう。
挿絵などのもあるのでキャラクター原案も楽しめます。
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とは言ってもどうしても小説を読むのに気が進まない人もいるでしょう。
そんな人はオーディブル
実際に僕も利用していますが、
リムルの声優岡咲美保さんが朗読してくれるので聴きやすい
通勤中や運動中など、時間にムリなく聴ける
など
思っている以上、「小説読む」というハードルが下がります。
3巻くらいなら1か月の無料期間中に聴けちゃいますよ。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ~転スラ後半のメインキャラ悪魔3人娘には大注目!!~
今回は最近注目度が増してきた悪魔3人娘こと
テスタロッサ・ウルティマ・カレラの紹介してきました。
・テスタロッサはリムルの全権代理を担う外交武官
・ウルティマは検察官
・カレラは裁判官
としてテンペストの治安を守っています。
いざ戦争が始まれば、バランスブレイカーなので引くほど強いです。
ラノベ13巻は彼女たちの戦闘が楽しめる巻なのでおすすめします。
「小説読むのしんどいなぁ」
という人はぜひオーディブル
分厚い転スラの小説だって余裕で聴けちゃいます。
やっぱ気が進まないよ!
という人は、短編アニメ「コリウスの夢」やスピンオフ漫画も検討してください。
アニメはAmazonプライムビデオ
最後のおすすめはスピンオフ漫画。
電子書籍なら安く読めますよ。
何はともあれ、転スラの大好きなキャラ、悪魔3人娘の存在感が増してきたことがうれしい!
この調子で盛り上がれば、いつか「紅に染まる湖畔事変」もアニメ化や漫画化されるような気がします。
これからも一緒に転スラを盛り上げていきましょう。
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