オーディブルってどう?2年で80冊以上聴いて感じたデメリットとメリット

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なやむエイ

これからオーディブルを使って読書をしていきたいけど
・よく知らないから教えてほしい
・実際に使ってみてどうなの?

こんな疑問を解決します。

この記事でわかること

・オーディブルの基本的な機能

・オーディブルのデメリットとメリット

・オーディブルを2年以上使ってみた感想

えーよん

読書が苦手で読書習慣ゼロの状態からオーディブルを使いだして2年で80冊以上聴けるようになった僕が紹介します。

オーディブルは、声優やタレントが変わりに本を読んでくれるサービスです。

なので活字が苦手な人でも気軽に本を楽しめるようになります。

実際に読書習慣のなかった僕が2年で80冊、500時間以上聴けています。

とはいえ、

・本当に有意義に使えるかな?

・月額分のお金が無駄にならないか?

なんて不安もありますよね。

そこで今回は、オーディブルのデメリットとメリットを、読書習慣がなかった人の目線で紹介します。

ぜひ参考にしてください。

※普段から読書をしている人にとっては”微妙”と思うところはある(多い?)と思います。

\ 公式ページはこちら /

お試し期間中に解約すれば料金はかかりません

目次

オーディブルとは?

オーディブルはAmazonが提供する音声配信サービス。俗に言うオーディオブックです。

月額1,500円で20万冊(日本語作品は1.7万冊)以上の本が聴き放題となり、プロの声優さんやタレントさんが朗読してくれます。

ポッドキャストも聴き放題です。

プランは聴き放題プランしかありません。

1か月の無料お試し期間があり、期間内に解約すれば料金が発生しないので、とりあえず気軽に始められます。

他にも、1年で最大3か月は休会できるなど、細かなサービスがあります。

オーディブルのデメリット

オーディブルのデメリットは全部で7つ。

・ナレーターが合わないと聴きたくなくなる

・他に意識が向くと聞き逃す可能性が高い

・マーカーが引けない

・挿絵、図解、表などが見れない

・斜め読みはできない

・聴きたい本が対象外の可能性がある

・サブスクの中では高い?

それぞれ紹介します。

ナレーターが合わないと聴きたくなくなる

読書は頭の中で音声のイメージが作られる感覚がありますが、オーディブルはナレーターが決まっているので、そこで合わないと最後まで聴くのは苦行です。

ほんと申し訳ないですが、声質・話し方など、一度気になると本の内容が入ってきません。

タイトルや目次を見てすごく気になる内容、参考にできそう、面白そう…とは思ったのですが、やはりダメでした。

滅多にそんなことにはなりませんが、たくさんの本を聴いていると、たまにそんなこともあります。

逆に、アニメなどでもよく聞く有名な声優さんが朗読してくれても、面白くない小説はやっぱり面白くありません。

これらは個々の趣向によりますので、聴いてみないことにはわかりませんけどね。

他に意識が向くと聞き逃す可能性が高い

オーディブルは「聴く読書」なので、性質上(メリットを活かすため)「ながら」で利用することが多いです。

・聴きながら掃除をする

・聴きながら料理をする

・聴きながらウォーキングをする

など、数々の場面で利用できます。

しかし、聴きながら考え事をしてしまったり、レシピを見ていたりすると、聞き逃す可能性が高いです。

ただ、巻き戻して聴けば解決することなので問題ありません。

「オーディブルは頭にはいらない」なんて意見もありますが、僕は全く気にする必要ないと思っています。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

マーカーが引けない

大切なところにマーカーをつけて、一目でわかるようにする。

僕が最後にマーカーをつけたのは学生の時に教科書につけたのが最後なので、かなり過去ですが、確かにマーカーをつけるとあとからの確認の時に役立ちます。

マーカー機能がついている電子書籍も多いです。

しかし、当然オーディブルはできません。そのかわりクリップ機能があります。

大切なところなどでクリップボタンを押せば、タップ前の30秒間を保存できます。

あとから何度でも聴き直せるので、マーカー機能の代わりとして便利です。

挿絵、図解、表などが見れない

オーディブルは「聴く読書」なので、

・小説、ラノベなら挿絵

・ビジネス書や自己啓発本なら図解や表

などが見られません。

厳密には見られないという表現は間違っていて、PDFをダウンロードすることで、図解や表を確認できる作品はあります。

ただ、結局スマホやPCを眺めながら聴くことになるので、基本的には使っていません。

小説やラノベの挿絵がみられる作品はたぶんないと思います。

10シリーズ以上聴いていますが、挿絵がダウンロードできる作品に出会っていません。

斜め読みはできない

読書に慣れている人なら、「斜め読み」をして本の要点を掴んでいくスキルがあるようですが、オーディブルではできません。

なので、「斜め読み」ができる人と比べると時間がかかると思います。

とはいえ、オーディブルも慣れてこれば、「速度を早めて」聴けるようになります。

0.5~3.5倍速まで0.05づつ調整可能で、2倍速や3倍速で聴く人もいるようです。

僕は一番早くても1.5倍速ぐらいが最速です。

内容や慣れにもよりますが聴きやすいであろうおすすめのスピードは1.3倍ぐらいだと思います。

実際に聴いてみて合う速さを見つけてくださいね。

聴きたい本が対象外の可能性がある

20万冊が聴き放題の対象になっていますが、聴きたい本すべてが対象になっているとは限りません。

(日本語の聞き放題作品は1.7万冊以上)

実際に僕が聴きたい本の何冊かが聴き本題の対象外となっています。

なので今は後回しですね。

どうしても聴きたい場合は、単品購入も可能です。

購入した作品は聴き放題プランに入らなくても聴けますが、聴き放題プランに入ると30%OFFとなるので、今後の使い方と相談してください。

サブスクの中では高い?

オーディブルは月額1,500円となるので、サブスクの中では高い部類に入ると思います。

一か月に2冊以上聴けば元が取れる計算ですが、

どれぐらいの時間を聴くことができるのか?

無料お試し期間のうちに把握しておくといいですね。

オーディブルのメリット

オーディブルのメリットは5つ

・読書が苦手でも続けられる可能性がある

・オーディブルでしか聴けない作品がある

・コスパがよい

・ラノベとの相性がよい

・購入が30%OFFになる

テンパるエイ

デメリットの数の方が多い!

とツッコミが入りそうですが、1つ1つのメリットがデメリットを上回ります。

読書が苦手でも続けられる可能性が高い

実際に僕は読書が苦手でまったくしてこなかった人間です。

読書が苦手、続かなかった理由として

・時間が作れない

・活字が苦手

ということがあります。

・本を買ってきてもなかなか開かない(後回しにしてしまう)

・読みだしてもすぐに集中力が切れて休憩する

など、ぜんぜん読み進められないんですよね。

ですが、オーディブルを使えばその問題はクリアできます。

「ながら」で利用できるので時間を確保する必要はありませんし、再生ボタンを押すだけでどんどん読み聞かせてくれます。

ただ聞いているだけですと、手持ち無沙汰になるので、

「せっかくだから〇〇も一緒に片づけてしまおう」という気分になる

散歩の最中などしてたら、”あと10分なら聴き終わるまで歩こう”なんてことを思える

ので、健康的にもいいですね。

「オーディブルなら継続できる理由」についてはこちらの記事も参考にしてください。

オーディブルでしか聴けない作品がある

オーディオブックと呼ばれるサービスは、Amazonのオーディブル以外にも、株式会社オトバンクが提供する「audiobook.jp」があります。

聴き放題の作品数は

・オーディブル→20万冊(日本語作品は1.7万冊以上)

・audiobook.jp→1.5万冊

とオーディブルの方が多く

特に「only from audible」とラベルが貼られた作品はオーディブルでしか聴けません。

厳密にいうと2つの意味があり

・タイトル(作品)事態がオーディブルでしか聴けない

・オーディブルとaudiobook.jpどちらでも聴けるタイトルだが、声優が違うなどオーディブル専用で収録している

などのパターンがあります。

どんな基準で選定されているのかはわかりませんが、ジャンルを問わず、このラベルを目にする機会は多いです。

オーディブルとaudiobook.jpの違いが気になる人はこちらも参考にしてください。

コスパがよい

オーディブルの月額料金は1,500円です。

サブスクの中では高い部類だと思いますが、

・文庫本は600円ちょっと

・ビジネス書やラノベなどは1,000円前後

と、本を買うとなると意外に高いのです。

一か月で2冊以上聴けば元は簡単に取れます。

なんども言いますが、「ながら」で聴けるので時間的な制約を受けることが少なく、時間の確保は容易いです。

一日で聴ける時間を掴めてしまえば、一か月2冊どころか3冊でも聴けます。

小説・ラノベとの相性がよい

なやむエイ

映像がないのに楽しめるの?

なんて不安はあるかもしれませんね。

ただこれは、聴いてみればわかります。

映像がないからこそ、イメージが作られ、世界観や登場人物を感じられるので

「まるでモブキャラAとして物語に参加しているような気分」

に浸れます。

著者の文章力に+声優さんたちの演技力

が加わることで、文字だけにはない

・テンポ

・感情

・迫力

が生まれます。

アニメを見る

小説や漫画を読む

とは異なる感動を味わえます。

作品の中には、アニメキャラの声優が朗読してくれる作品もあるので、アニメを見ていて原作が気になっている人にもおすすめです。

例えば

・転生したらスライムだった件の朗読は主人公リムルの声優 岡咲美保さん

・物語シリーズ(化物語など)は、登場したキャラクターの声優が作品ごとに交代で朗読

などアニメファンにとってうれしい環境が整っています。

単品購入が30%OFFになる

デメリットでも紹介しましたが、聴きたい本がすべて聴き放題の対象になっているとは限りません。

なので、どうしても聴きたい場合は購入する必要があります。

オーディブル版は書籍よりも高いので、読書が出来る人は書籍を買った方がお得です。

ただ、聴き放題プランに加入している場合は、単品購入が30%OFFとなります。

僕はとりあえず後回しにしていますが、どうしても聴きたい場合は、検討してみてください。

オーディブルを2年以上使ってみた感想~検討している人へ~

今回、デメリットとメリットをいろいろと紹介しましたが、オーディブルを使って最もよかったことは「本に触れる機会が増えた」ことです。

時間に縛られないので、生活スタイルを変えることなく本を楽しめるのはとてもありがたい。

読書のために、仕事終わりの趣味の時間を削ったり、朝早く起きるなんてことは絶対に続きませんからね。

おかげで、月0冊→1冊の達成がとても容易で、以降はどんどんと増えていきました。

何か目的な本がある場合は良いのですが、もし

えい

なんでも良いからオーディブルで読書習慣をつけたい!

という場合は小説を聴くのがおすすめです。

難しく考えることなく、流れるままに聴いているだけでいいからです。

小説の場合は、細かい情景描写によって頭の中で映像を作り出し、ナレーターによって声が吹き込まれます。

オーディブルの場合、何も見ていないのに頭の中で一つのアニメが完成されていくのです。

聴き終わった後には、一つの映画でも見終わったような感覚に陥り、ちょっとしたロスまで感じます。

好きな小説が漫画化されたので読んだのですが、

えーよん

うん。小説(オーディブル)の方がおもしろいな

という感想でした。

仕方ないとは思うのですが、漫画だと描写が物足りなく感じるんですよね。

実際に何個かシーンを飛ばされていましたし…

オーディブルの使い方や良さを知るためにも、難しい本から始めるのではなく、小説から入ってシンプルに本の楽しさを知るのが良いと思います。

なやむエイ

だったら何を聴けば?

おすすめは、本屋大賞となった小説です。

その中でも2024年に本屋大賞となった

「成瀬は天下を取りにいく」です。

内容はシンプルで面白い。舞台は滋賀県で声優さんも滋賀出身の方なので、方言も違和感がありません。

「本屋さんが選ぶおすすめ本に外れはない」

という逸話にも納得の作品です。

気になった人はから確認してください。

2024年の文化庁の調査によると、「一か月に1冊も本を読まない」大人が6割を超えているとのこと。

タイトルや冒頭でも紹介していますが、僕はもともとは読書習慣ゼロの人だったので、オーディブルを使わなければ確実に6割に含まれています。

オーディブルは読書に含まれるのか?

と言われると、恐らくこの調査では対象外でしょうが、聴く”読書”はしてますので、その辺は都合の良い解釈をしておきます。

活字離れからは脱却出来てませんけどね。

以前は小説やラノベしか聴いていませんでしたが、長く利用していくうちにお金、ビジネス、自己啓発など幅広く聴けるようになりました。

紙や電子書籍で読んでいるわけではないので、「読書家」を自称することはありませんが、

「オーディブルのヘビーユーザー」と名乗ることは、あります。

えーよん

多い月で90時間ぐらい聴いているから名乗っていいですよね?

ただ、どれだけオーディブルで習慣化でき、本が好きになったと言っても、

「率先して読書をするようになった!」とはなりませんね。さすがに…

積み本が3冊ほどあります。

まとめ~読書が苦手な人にはめちゃくちゃおすすめ~

今回は、オーディブルを使って読書を始めたいけれど

・オーディブルのことよく知らない

・実際に使ってみた感想を知りたい

という人向けに、オーディブルのデメリット、メリット、2年以上実際につかった感想などを紹介しました。

オーディブルはAmazonが提供するオーディオブックサービスで、月額1,500円で20万冊以上が聴き放題。プロのナレーターや声優が朗読し、ポッドキャストも楽しめます。1か月の無料体験があり、休会制度も利用可能です。

オーディブルのデメリットは以下があります。

・ナレーターによって合う、合わないがある

・「ながら」で聴くと意識がそれて聞き逃す

・マーカーが引けない(代わりにクリップ機能あり)

・斜め読みができないので時間がかかる

・聴きたい本が聴き放題の対象外の可能性もある

・月額1,500円はサブスクの中では高い部類に入る

メリットは以下です。

・読書が苦手な人でも続けやすい

・オーディブルでしか聴けない作品がある

・コスパが良い(月に2冊以上聴けば元がとれる)

・小説やラノベとの相性が良い(映像がなくても全然楽しめます。)
アニメで担当した声優さんが朗読してくれる作品もある

・単品購入が30%OFFとなる

などがあります。

2年以上使ってみて、「本に触れる機会が増えた」ことは良かったと感じています。

もともと読書をしない人だったので、絶対に出会うことがなかった作品がいくつかあるからです。

これからオーディブルを始めたいけど、何を聴けば?

という人は「本屋大賞」を参考にしてください。

今のおすすめは「成瀬は天下を取りに行く」です。

成瀬シリーズは現在2作ありますので、ぜひ無料お試し期間中に2冊聴いてみてください。

\ 公式ページはこちら /

お試し期間中に解約すれば料金はかかりません

無料お試しの始め方などを詳しく知りたい方はこちら

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